治験・臨床研究事業

治験・臨床研究事業

Clinical trial
Clinical research

トライアドジャパンは精神疾患を中心に、中枢神経系領域(CNS領域)で高度な専門性と豊富な実績をもつSMO(Site Management Organization: 治験施設支援機関)です。
現在は領域を問わず、治験・臨床研究業務の全面的な支援を行い、治験が適正かつ円滑に進められるように日々取り組んでいます。新薬開発において培ったノウハウを活かし、現代の医療課題の解決に貢献することを目指します。

本部長挨拶

~ 革新的に健康を創造し続ける事業部として ~

臨床試験を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。
私たちは精神・神経科領域に特化したSMO(Site Management Organization:
治験施設支援機関)として、2000年よりCRCや治験事務局スタッフが中心となり、治験実施の支援をして参りました。現在はこれまで培ってきたCNS領域の専門性を強みとしながら、さまざまな領域へと支援の幅を広げております。

GCP RenovationやICTの利活用等、周囲の環境の変化により、新たな治験・臨床試験の形が生み出される中、私たちSMOには常に新しいあり方が求められています。

私たちは、事業部のValueである「Together:共に Responsibility:責任感を持って Integrity:誠実に
Attempt:挑戦する Diversity:多様性を力に」を大切に、一日も早く、健康にかかわるソリューションを届け、ヘルスケア産業の発展に貢献することを目指しています。

一人ひとりがプロフェッショナルとしての腕を磨きながら、常に時代を先取りし、挑戦を続けることで新たな価値を創造するNew NormalなSMOとして、進化を遂げていきたいと思います。

今後とも、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
代表取締役副社長 医薬開発本部本部長 後藤 美穂

事業紹介

当社はSMOとして、治験の実施から治験に関する事務局業務、IRB(治験審査委員会)事務局業務などを全面的にサポートします。東京・神奈川を中心に、クリニックから大規模病院まで多くの医療機関と提携し、CNS領域から感染症領域を含むあらゆる領域において、PhaseⅠ試験から、PhaseⅣ、臨床研究など、多様な試験に対応する支援体制を整えています。
GCPをはじめ関連法令に基づき、治験が適正かつ円滑に実施されるよう、高度な専門知識と経験を有するCRC及びSMAスタッフが治験実施医療機関を支援します。

受託実績

CNS領域ではデジタル技術の進歩により、革新的なアプローチでの新薬や医療機器が創出されるようになってきております。当社はこの新たな領域へ果敢に挑戦し、歩みを止めることなく実績を構築しています。

CNS領域受託実績:プロトコール数


2022年4月現在

その他領域の受託実績:プロトコール数


2022年4月現在

治験の立上げから実施〜終了までフルサポート

医薬開発本部では、CRC業務、治験事務局業務および治験審査委員会事務局業務を行い、
治験の立上げから実施〜終了までをフルサポートします。

  • CRC業務

    医師・看護師、被験者、
    治験依頼者との情報交換
    被験者の背景因子などのチェック、
    スケジュール管理
    プロトコール遵守のための確認
    被験者へのインフォームドコンセント補助
    治験薬の取扱説明
    有害事象への対応補助 など

  • 治験事務局業務

    必須文書の作成
    保管
    各種契約書作成
    締結補助
    費用の請求
    支払い補助 など

  • 治験審査委員会
    (IRB)事務局業務

    IRB開催準備
    IRB議事録作成
    必須文書の作成
    保管 など

トライアドジャパンの特徴
受託案件に合わせた最適な支援体制

CRC業務

当社のCRCチームは、精神疾患に対する深い知識と専門性、患者対応スキルをもったCRCが在籍する「CNSユニット」と、幅広い医療知識と経験を有する看護師、薬剤師、臨床検査技師等のCRCが在籍する「メディカルユニット」で構成されています。受託案件に対し、最適な業務支援体制を速やかに構築し、より質の高い治験の遂行に貢献します。

SMA業務

治験・臨床研究事務局や治験審査委員会(IRB)、倫理審査委員会(REC)、臨床研究審査委員会(CRB)の設立支援、GCP、生命科学・医学系指針、臨床研究法等に定められた書類作成など、治験・臨床研究・特定臨床研究に必要な環境づくりをトータルに支援します。
各種資料の電子化・ペーパーレス化などにも対応、リモートSDVシステムも導入しております。
また、当社はセントラルIRB事務局支援を実施しており、CNS領域のセントラルIRBの支援においては長年の実績がございます。

心理評価者業務

特に精神科領域やアルツハイマー領域の治験では、被験者の心理評価とそのサポートが非常に重要です。当社では治験施設に臨床心理士を派遣し、医療機関の医師や臨床心理士に代わって、被験者の心理評価を行います。外部の心理評価者を置くことで、治験の迅速化や偏りのない薬効評価、心理評価のばらつきを抑制することが可能になります。

品質管理

治験業務の品質管理のため、業務手順書及びマニュアルによる治験業務の均質化、GCP省令及び関連法規の遵守の徹底を図っています。治験に関連して発生する文書や記録の品質向上を図り、品質管理業務を適正に行っています。
(日本SMO協会 J – 監査適合:2017年4月27日)

当社では、組織で情報収集をして改善すること、プロジェクト(CRC・SMA)で日々改善することの両軸でQMS活動を行っております。

教育研修

当社では、医学・薬学、GCP省令をはじめとする関連法案等の幅広い専門知識と高い倫理観を持ち、患者さまに心身に寄り添うコミュニケーション力を兼ね備えた人間性豊かなCRCの育成に力を入れています。また、CNS領域に精通したCRCを育成するために、独自の研修を行っています。

SMO事業部 行動指針

私たちは、GCP省令をはじめとする関連法案ならびに社会規範、企業倫理を遵守し、
被験者の安全を第一に、高い倫理観とコンプライアンス意識を持って企業活動に努めてまいります。

Mission

Mission

一日も早く、健康にかかわるソリューションを届け、
ヘルスケア産業の発展に貢献する

Vision

Vision

すべての人の健康を創造し人生を豊かにする
「総医創健」

Value

Value

Together共に

Responsibility責任感を持って

Integrity誠実に

Attempt挑戦する

Diversity多様性を力に

品質方針

品質方針

顧客ニーズに応じた品質目標を立て
最適なプロセスを構築、実装、改善し、
責任感を持って、誠実に、共に挑戦し、最善を尽くす

沿革

2000年の事業開始以来、CNS薬理研究所所長の村崎光邦氏、主任研究員の石郷岡純氏をパートナー医師として治験業務の全面的な支援を行い、治験が適正かつ円滑に進められるように日々、取り組んでいます。

2000年7月メッドスクエア株式会社CNS薬理研究所神奈川オフィス
開設

2007年7月東京支店 開設

2008年2月メッドスクエア株式会社からトライアドジャパン株式会社へ業務統合

2009年3月名古屋オフィス、小倉オフィス開設

2012年5月CNS薬理研究所小倉オフィス 閉鎖

2012年10月CNS薬理研究所名古屋オフィス 閉鎖

2014年9月東京支店を代々木に移転

2019年7月Satt(株)と資本提携に基づく業務提携

医薬開発本部の法令遵守規範(コンプライアンス・ポリシー)

医薬開発本部は、信頼のある業務遂行に向けて、実施する全ての業務について、
法令を遵守し、業務を適正に遂行するための規範を定める。

1. 生命の尊厳

治験の科学性、倫理性、客観性の確保に最善を尽くし、また、被験者の人権・安全・福祉の保全に最大の配慮を払うこと。

2. 各種法令の遵守

治験支援業務、営業活動等を行うにあたっては、厚生省令第28号「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」(GCP)を始めとする各法省令・規則等を遵守しなければならない。

3. 独占禁止法及び関連法の遵守

私的独占、不当な取引制限(カルテル)、不公正な取引方法を行わない。

4. 不正競争の禁止

営業秘密・情報などの不正取得・使用等の不正競争行為は行わない。

5. 贈賄の禁止等

国政府・地方公共団体、独立行政法人化された国公立病院、療養所等の職員に対する贈賄や
不正な利益の供与・申し出・約束をしない。また、取引先に対する贈答・接待等は社会通念上妥当な範囲を超えて行わない。

6. 利益相反行為の禁止

誠実に業務を遂行し、会社の利益に反する行為を行わない。

7. 情報の適切な管理

被験者情報、機密情報、その他業務上で知り得た営業機密、
並びに個人情報については、その保護及び管理に最大限の注意を払い、流失・漏洩の防止に努める。

8. 反社会的勢力への利益供与の禁止

反社会的な活動や勢力に対しては毅然とした態度で臨み、一切の関係を持たない。

情報セキュリティに関する方針

トライアドジャパン株式会社について、第一にお客様はもとより、当社のサービスに関わる全ての人々の満足を得る事を目標とし、信頼・安心される会社を目指す。

行動指針

  • 1.情報資産の機密性、完全性、可用性を確実に保護するために組織的、技術的に適切な対策を講じ、変化する情報技術や新たな脅威に対応する。
  • 2.全社員に情報セキュリティ教育の実施と方針の周知徹底をはかり、意識の高揚・維持に務める。
  • 3.マネジメントシステム及び、情報セキュリティに関する目的を設定し、定期的にレビューし、継続的に改善を実施し、維持する。
  • 4.マネジメントシステムを実行・維持・改善して行くために管理責任者に責任と権限を委譲する。

2022年6月15日
トライアドジャパン株式会社
代表取締役副社長 医薬開発本部 本部長 後藤 美穂

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